第十二回、仙台邦楽名曲演奏会を観てきました♪

今日は仙台市民会館・小ホールへ「第十二回邦楽名曲演奏会」を観に行ってきました♪
邦楽といいましても、長唄、地歌、日本舞踊などの純邦楽の演奏会で、昼の0時から16時まで、とても貴重なものを生で観れました。
人間国宝の富山清琴先生の地歌、三味線の演奏も聴くことができましたが、悲しい報せですがもうお一人、人間国宝の山本邦山先生が、今年の2月10日に急逝したとの事で、残念ながら山本邦山先生の尺八は聴くことが出来ませんでした。謹んでご冥福をお祈り致します。

私はまだ純邦楽に詳しくはないのですが、この演奏会に足を運んだそもそものきっかけは、武満徹御大の雅楽「秋庭歌一具」や、邦楽器と洋楽器でオーケストレーションされた「ノヴェンバー・ステップス」などが好きで、更に最近は能楽や狂言で奏される邦楽器、能管、小鼓、大鼓、地謡によるアンサンブルへの関心からこの演奏会を観たいと思い、足を運ぶに至ります。

インド音楽も大好きな私は、インド音楽のラーガ、アラブ音楽のマカームなど、トラディショナルな民族音楽における“モード、旋法”に位置付けられる純邦楽も、必然的に惹きつけられるわけであります。
もっと言うと私はファンクが好きで、自分の作る音楽の根っこにはファンクからの影響があるといっても過言ではありませんが、モーダルなファンク、ポピュラー・ミュージックの見地から見た、トラディショナルなモード・ミュージックとしての純邦楽は、大変興味深いものでした。
そして地謡、これは一般に「歌」ですが「歌声」というものは奥深いもので西洋の、現在普遍的に用いられている「平均律」では、くくる事の出来ないその民族特有の歌唱法、その微妙な、平均律の“ズレ”、こぶしだったり、音の揺れ具合で、その民族音楽を特徴付ける歌唱法が成り立つのですね。
“「音」は普遍的な物理現象であり、「音楽」は洗練された物理現象である”、これは私のホームページでも提唱している私の音楽観ですが「声」というものは、声帯器官というものは人の手で作られた楽器と違い、それぞれの、地球の人口だけの「声質」、楽器でいうと「音色」というものがあるわけですね。
そしてその「声」を、声帯器官を用いればどんな楽器にでも様変わりするのは、イタリアのプログレッシブ・ロックバンドの驚異的ヴォーカリスト、デメトリオ・ストラトスが、その驚嘆すべき歌唱法をもってして私にアルバムを、その音を通して教えてくれた事です。

そして終わったあと、画材と、葛飾北斎の画集を購入。
ここからは小話ですが、仙台駅近くのカフェ・クロワッサンに帰りに立ち寄ったのですが、喫煙スペースで教材を広げ、文字だらけの紙に紙を連ねる、勉学に励む大学生と思わしきカップルが、、、
坊主頭にスタイリッシュなメガネ、白と黒の拡張イヤリングを二つ、耳に着けたインテリ・パンク的ファッションの男性に抱擁に頬に接吻三昧する女性がいて、、、
思わぬフランス人化したカップルに、勉学に励みながらも愛も蔑ろにしない「アカデミック・ラブ」とタイトルを付けたくなりました。
ついこの間精神科医女医と別れた私には辛いものがありましたが「カフェ・クロワッサン、Cafe Croissant」、フランス語だし、フランス化現象もアリかなと思って締めた今日一日でした♪
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